僕 BOKU

  • 僕 BOKU8

    山本康人

    デビュー戦に勝ち、初めてのファイトマネーを手にしたひろし。お金が入った封筒を握りしめ、喜びにひたるひろしだが、そこに獅子栄一が現れ、難クセをつける。
    そして、怒りに我を忘れたひろしは、獅子にケガを負わせてしまう。初防衛戦に臨む獅子は、そのケガが元で得意の右が使えず、挑戦者のピエール・グノーを相手に苦戦するが…。

  • 僕 BOKU7

    山本康人

    愛花の家が火事に…! そして、愛花のおばあちゃんは、その火事で亡くなってしまった。なぜ愛花だけが、こんな悲しい目に次々と合わなければいけないのか…。
    ひろしは「君のために強くなる。君を守る」と誓いを新たに、愛花を抱きしめる。だが、愛花は「強くなって。いつだって、あたしは見てるから」という言葉を残し、ひろしの前から姿を消してしまった…。

  • 僕 BOKU6

    山本康人

    「プロテストを受けたい」と宣言したひろしだが、会長とトレーナーの谷から強く反対されてしまう。そして、プロテストを受ける条件として、現役時代はミドル級の日本ランカーだった谷とのスパーリングに勝つことを命じられた…。
    一方、獅子栄一は世界チャンピオン、キムタックとのタイトル戦に圧勝。新たな世界チャンピオンとなる。だが、獅子栄一への復讐を誓うレンは、ナイフを持って祝勝会場へ向かう…。

  • 僕 BOKU5

    山本康人

    ひろしにとって初の試合となる、アマチュア大会が始まった。まずは時雄が、高校生ボクサーの中では無敵と言われている大道太郎を翻弄し、圧倒的な勝利を収める。
    そしていよいよ、ひろしがリングに上がる時がやってきた。対戦相手は太郎の双子の弟・次郎。初試合であるひろしと、高校のボクシング界ではズバ抜けた実力を誇る次郎。あまりにも力の差がありすぎる二人の対戦だが、結果は果たして……!?

  • 僕 BOKU4

    山本康人

    ひろしの通うセキネボクシングジムにふらりと現れた、謎めいた美青年・日ノ本時雄。百恵の顔面にスレスレのパンチを繰り出し、鼻血を出させた時雄に、ひろしは激怒し、ボクシングでの闘いを挑んだ。とはいえ実力の差は大きく、一方的に叩きのめされてしまう。
    だがひろしは、いくら打たれてもあきらめずに食らいつき、最後には時雄に「ビビッた」と言わせる…

  • 僕 BOKU3

    山本康人

    気鋭のボクサー・野火三郎との4回戦に2ラウンド逆転KO負けし、レンはタンカに乗せられる。恋敵であることも忘れ、思わずレンに駆け寄るひろしだったが、そこには二人が思いを寄せる愛花もいた。
    レンが担ぎ込まれた医務室を訪ねたひろしと愛花。だが、レンは敗戦のダメージが大きく、「一人にしてくれ」と、二人に会おうとしない…。